大地震がきたら、どうなる?(1)
地震が起こったときに、揺れの程度を表す「震度」。震度の決め方は国によって異なり、日本では「震度0」「震度1」「震度2」「震度3」「震度4」「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」「震度7」の、10階級になります。スマホで緊急地震速報を受信した経験がある方も多いかと思いますが、これは「最大震度が5弱以上と予想される地震において、震度4以上が予想される地域」に発信されています。実際に震度が大きいときにどれくらい揺れるのか?
震度5弱
- 多くの人が怖く感じ、物につかまりたくなる
- 棚にある食器や本などが落ちることがある
震度5強
- 物につかまらないと、歩くことが難しい
- 物につかまらないと、歩くことが難しい
- 固定していない家具が倒れることがある
- ブロック塀が崩れることがある
震度6弱
- 立っていることが難しい
- ドアが開かなくなることがある
- 建物の壁のタイルや窓ガラスが割れて、落ちることがある
- 古い家屋は屋根からかわらが落ちたり、家屋自体が傾いたり倒れることもある
震度6強
- 立っていることができず、はわないと動けない
- 体が飛ばされることもある
- 固定していない家具が倒れる
- 古い家屋の被害が多くなる
- 地面が割れたり、山崩れがおこることもある
震度7
- 丈夫な家屋やコンクリートのビルなども、傾いたり倒れることがある
では、大きな地震に起きたらどうすべきか? 次回に続きます。