かくれ脱水
「かくれ脱水」をご存知ですか? カラダから体液が失われて、必要な水分と電解質(塩分など)が不足している状態を脱水症といいますが、「かくれ脱水」はその一歩手前で、体液が減っているのに症状がなく自覚もない状態のことです。脱水症は炎天下の屋外や運動などでたくさん汗をかいたときだけに起きるわけではありません。息を吐いたり排泄したり、季節に関係なく、カラダは常に水分を失っています。暑くなれば汗をかくようになり、さらに失われる水分量が増えるため、夏場はいつでもかくれ脱水の状態です。脱水症の症状が出ていなくても、常にかくれ脱水であることを意識して、こまめに水分と塩分をとって予防することが必要です。 かくれ脱水のサインとして、
- 口の中に乾きを感じる
- 口の中がねばつく
- 唾液を飲み込みにくいことがある
- 皮膚が乾燥してツヤがない
- 食欲がわかない
- 便秘になりやすい
- 風邪や病気でもないのに微熱がある
- なんとなくだるい
といったことを感じたら、水分補給を忘れないようにしてください。