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犬の熱中症



まだまだ暑い日が続いています。引き続き熱中症に注意が必要ですが、犬や猫といったペットも熱中症には注意しなければなりません。熱中症は、高温多湿の環境に長い時間いることで体温が上昇し脱水によって起こります。体温を発散する機能が低下している場合や、激しい運動によっても症状が出ることもあり、猫よりも圧倒的に犬に多く見られ、そのリスクは人間よりも高いというのです。

人間は汗をかいて体温を調節できますが、犬は呼吸によって体温を下げているため、人間よりも熱中症になりやすく、動物病院を緊急受診する犬の死亡率は約50%で、その多くは受診後24時間以内に死亡すると言われています。ハアハアと激しい呼吸をしていたり、よだれ、粘膜の充血やうっ血、頻拍などぐったりした様子が見られる場合は熱中症の可能性があります。全身に常温の水道水をかけて冷却したり、水道水で濡らしたタオルなどで包み、直ちに動物病院を受診してください。ただし、冷水や氷・保冷剤などで急に体温を下げようとするのはとても危険ですのでそれはやめてください。

犬も人間と一緒で、熱中症警戒アラートが発令されているような暑い日はなるべく外出を避けて日中は涼しい室内で過ごし、散歩へ行くのであれば日が落ちて気温が下がり、さらにアスファルトの温度が下がっているか人の手で触って確認してからが安心です。外に小屋がある場合は、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置き、涼しい場所に逃げられるようにリードを長くしておき、またいつでも水が飲めるように準備し腐らないように1日数回取り替えるようにしましょう。

人も犬も、熱中症には十分注意して暑い季節を乗り越えよう!


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