9月19日は何の日?
9月19日は【苗字の日(みょうじのひ)】です。明治3年の9月19日に、戸籍整理(こせきせいり)のために【平民苗字許可令(へいみんみょうじきょかれい】が発令。それまでは、貴族や武士など一部の人達のみ使用が許さていた、【特権】だったのですが、一般人は苗字を持ち、名乗ることを許されました。
ただし、この発令に対して
『苗字付けたら税金を余計に課せられるのかな…?』
『苗字付けた途端不幸が訪れる』
などのうわさや警戒からなかなか苗字をつけようとしなかったようです。付ける人がいてもお飾り的なイメージで、ノリでつけるケースも多く、浸透しなかったので約五年後に、苗字をつけることが義務化されている法令が改めて整備されることになったようです。ちなみに、漢字で書くと【苗字】と【名字】の二通りありますが、由来が違うだけでどちらも両方正しいです。
いかがでしたか?今では日本人の名前には必ずついている【苗字】。160年ほど前では、当たり前じゃありませんでしたが、明治時代に入ってから日本はいろいろと大きく変わったことが多いので興味ありましたら調べてみてくださいね