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日本人は長生き



先月(9月)の15日は、老人福祉法で定められた「老人の日」でした。昭和38(1963)年からこの日の記念行事として、百歳を迎える高齢者に内閣総理大臣からお祝い状と記念品が贈呈されていて、今年の表彰対象者は47,107人だったそうです。
厚生労働省の資料によると、全国の100歳以上の高齢者は9月15日の時点で92,139人。老人福祉法が制定された昭和38(1963)年には全国で153人でしたが、昭和45(1970)年の310人から53年連続で最多を更新しています。性別では男性が10,550人、女性が81,589人ということで、全体の88.5%が女性です。国内の最高齢は116歳の女性。男性では111歳。100歳以上でまだ仕事をしている人も増えていて、2020年の調査では406人もいたそうです。また、平均寿命は男性が81.05年、女性が87.09年とのことで、世界全体の平均寿命の73.3歳に比べるととても長生きだということがわかります。
日本人の平均寿命が長いことの理由に「日本食(和食)」があげられます。日本食は脂肪分が少なく、お米が中心で魚や大豆の摂取量が多いこと、緑茶を飲む習慣があること、ご飯と汁物と3つのおかずを組み合わせた「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」という言葉があるように、栄養のバランスに優れていると言われています。また、医療技術の進歩と医療制度の充実も大きく貢献していると考えられています。


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