3月26日は何の日
3月26日は「食品サンプルの日」です。『日本独自の文化である食品サンプルの販促効果や見た目の楽しさ、思わず注文したくなるその魅力などをより多く人に知ってもらい、将来にわたるさらなる普及と発展が目的。』ということで、「サン(3)プ(2)ル(6)」と読む語呂合わせから3月26日に制定されたそうです。
日本で100年以上前に誕生した食品サンプル。当時は「料理模型」と呼ばれていました。もともとは冷蔵庫などがない時代に、食品を一番いい状態・おいしそうに長期保存することができなかったので、「おいしそうにみせること」を目的に作られたそうです。それから時を経て、経済の成長とともに一般家庭の人たちもデパートのレストランを利用するようになり、初めて目にする洋食のメニューを文字だけでは想像できないので、見ただけでわかるように、店頭にショーウィンドウを設置して食品サンプルを並べるようになりました。そしてその評判が伝わり、デパートだけでなく街の飲食店にも広がっていったのです。
今では本来の役割とは別に、マグネットやキーホルダーなどのアイテムにもなり、外国人観光客のお土産品としても需要が高く、さらには自分で作ることのできる体験教室などもあり、こちらもとても人気です。ネットで「食品サンプル・体験」で検索するとたくさんの情報が出てきますので、興味のある方はぜひ一度体験してみてください!