ロボット配送がスタート
（Cap.画像はUberのウェブサイトより）
飲食宅配代行サービスの「ウーバーイーツ」が、人工知能（AI）を活用したロボットによる商品の配送をスタートさせました。アメリカでは2022年から導入されていて、日本は2国目。まずは東京・日本橋エリアからはじめ、人手が不足している地域などに広げていく考えとのこと。このロボットは、AIを使って障害物を検知しながら、最高速度5.4キロで歩道などを自律走行します。360度見渡せるカメラが搭載されていて、オペレーターが常時監視し、緊急時には出動できるスタッフが待機しています。今のところ注文できる飲食店は２店舗だけですが、注文できる商品は人が配達するときと同じ。これから店舗を増やしていく方針だそうです。ロボットなので、商品の受取の時に店舗には入れない、受け渡しの時も建物の前まで来てもらわなければいけないので、混雑時の対応は難しいのでは？といったことや、歩道移動で20～30分程度で到着する距離に限定されるため、飲食店から2kmくらいの範囲での運用となる、などの課題はありますが、夜間や雨天など、配達員の少ない時間帯や天候に関係なく稼働ができるので、人手不足対策に期待も寄せられているそうです。
