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傘大国の日本



日本は「傘大国」ともいわれ、年間約1億2千万~1億3千万もの傘が購入されていて、そのうち8千万本がビニール傘と言われています。そして国内の忘れ物の31%が傘で、お財布やカバンなどとは違って取りに戻る人が非常に少ないようです。理由として考えられるのは「ビニール傘の手軽さ」。安い上にコンビニや駅などで手軽に買うことができるので、急に降ったら買えばいいし、やんでしまうと持っていたことを忘れてしまう。どこかでビニール傘は使い捨てるもの、といった意識があるのかもしれません。また、日本では大きな傘を使う割合が高いので、電車やバスなどの手すりや、お店の傘立てなどに置き忘れてしまうことが、折りたたみ傘に比べて多くなるといったことも考えられます。海外では折りたたみ傘の所有率が高いのに比べ、日本では長い傘を好む傾向が強いです。私も過去に長い傘を電車の中に忘れてしまった経験があります。その傘はとってもお気に入りの傘だったので、すぐに駅に電話をして確認をしてもらったのですが、車内には残っておらず、駅への届けもなかったために私の手元には戻ってきませんでした。今思い出しても非常に残念な記憶です。どうしても同じものが欲しくて浅草の傘専門店にも行きましたが、購入から何年もたっていたこともあり、何店探してもみつけられなかったので、少しだけ似ている傘を購入することにしました。その経験から長い傘を持っている時は、忘れないように意識するようになりました。それから10年以上たちますが、その時購入した傘をいまも使っています。では、忘れ物の傘が持ち主に引き取られなかった場合、その傘はいったいどうなるのでしょうか?次回はそれについてお話しましょう。


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