ベトナムカレーは さつまいもカレー??
著者が子供のころの日本は高度経済成長期で、日本のお父さんは超満員の電車で通勤し、夜は遅くまで仕事をする『モーレツ社員』で、海外諸国より『エコノミックアニマル』、『イエローモンキー』と嘲笑されつつも、とにかく一心不乱で働き経済力を推進させた1960年代のころ、急速に普及したテレビからは絶え間なくコマーシャルが流れ、ラーメンやカレーなどの『インスタント食品』が登場し、世は正にインスタント時代へと突入しました。特に『インスタントカレールゥー』は『国民食』としての地位を『カレーライス』に与えるに大きな役割を果たしました。
先ずは肉や野菜を炒め、後に『インスタントカレールゥ』を加え、煮込んで出来上がり! 『ジャガイモ』いりの『カレーライス』は定番で子供達には大好評でした。小学校の給食メニューに『カレー』が登場すると子供たちは大喜びでした。『カレー話』が長くなりました。何が言いたいかというと、日本でカレー調理に用いる芋は『ジャガイモ』と決まっているのですが、最近、著者がベトナムカレーに関してネット検索して得た情報ですが、ベトナムカレーに使用する芋は『サツマイモ』が定番とのこと。。 そういえば、ベトナム人女性スタッフに職場近くのパン屋さんで好評の『カレーパン』を昼食時に振舞ったところ、味が合わないと食べきれませんでした。カレー食文化圏のスタッフに『日本のカレー』を自慢気に紹介したかったのですが、トホホな気分で、きっと、個人的にカレーが苦手なんだぁと理解していました。今、勝手に判断するにベトナムのカレーは『サツマイモ』の甘味とココナツが混じったマイルドな『甘口カレー』が定番で、昨今のスパイスを駆使した日本のカレー味は、彼女にはスパイスが濃すぎたのかも知れませんね。著者はベトナム料理店をたまに訪れますが、東南アジア地区のカレーはシンガポール同様にサラサラしたココナツ味のチキンカレーと思い込み、ベトナムも同じスタイルと思い込み興味を示しませんでした。
ベトナムカレーの定番は、『サツマイモ』、ココナツ、タマネギ、ニンジン等をカレースパイスで調理し、日本とは異なるスープ状で、具材の肉はチキンが主流で諸々の肉も用いるようです。具材としてタケノコやレンコンを加えることもあるようです。さてさて、著者の職場は東京の神田で『カレーの街』として有名で、『カレーグランプリ』が毎年催されるほどです。 先ずは、『ベトナムさつまいもカレー』を検索して、甘口(?)ベトナムカレーを試すことにします。