「食べ歩き」と「歩き食べ」
「食べ歩き」と言う言葉を聞いてどんな様子を思い浮かべますか？ 「食べ歩き」は、本来は「訪れた先の名物料理やめずらしい食べ物などをあちこち食べてまわること」という意味で使う言葉ですが、ソフトクリームやクレープ、コロッケや串カツなど、手に持って食べながら歩く様子を思い浮かべませんでしたか？ わたしもそうです。そしてインターネットで検索しても歩きながら食べることを「食べ歩き」として紹介しています。そういったことから、現代ではふたつの意味で使われていることになりますが、食べながら歩くことを「歩き食べ」として区別することもあります。観光地などで、本来の意味の「食べ歩き」は歓迎しているが、衛生面や安全面の配慮から「歩き食べ」を禁止していることがあります。なので、そういったルールがある場所では「歩き食べ」をしないでください。また、特にそういったルールが出ていなくても、マナーは守ってください。
- 食べた後の包装紙や割り箸などは決まった場所に捨てるか持ち帰る
道端に捨てたり、ビン・缶・ペットボトル用のゴミ箱、買ったお店とは別のお店のゴミ箱、地域のゴミ集積場、公衆トイレなどに捨てない。 - 人の多い場所ではできるだけ安全な場所で立ち止まって食べる
串や箸などが、ぶつかったときに自分や他人に刺さってしまったら？コップの飲料がこぼれてしまったら？危険や迷惑をよく考えて。集団で行動しているときも、道を塞ぐようなことはしない。
ルールとマナーを守って、おいしく！楽しく！
