食品の情報を知ろう02
前編の続きです!ここではもっと細かい解説を載せています。
① には、以下の内容が書かれています。どの商品でも順番はほぼ同一です。
「名称」…商品名ではなく、食べ物の種類・一般的な名称を表記しています。
「原材料名」…使用された原材料が表記されています。重量の割合が大きい順に書かれており、アレルギー品目に関して表記されていることも多いです。
「添加物」…着色料などの食品添加物についての表記です。
「内容量」…商品の重量です。商品により包装を含むもの、含まないものがありますので気をつけましょう。
「賞味期限/消費期限」…多くは商品のどこに表示されているかを書いています。「20◯◯.△△.□□」というように、「年.月.日」での表示です。
→賞味期限は未開封で保存した状態での、美味しさが保てる期限です。
→消費期限は、その期限までに消費することを前提に製造されたものに記載され、期限を越えると美味しさや衛生面が保証できないとされます。
「保存方法」…最も適した保存方法が表記されています。とはいえ、開封したらすぐに消費しきりましょう。
「販売者」…販売元の企業名、住所、連絡先が表記されています。
② には、その食品に関する注意事項が書かれています。おおよそ、
- 食べる時の留意点
- 食べることを避けるべき場合
- 食後、体調を崩した際の対処
このような内容が書かれています。
③ には、食品の栄養成分が表示されています。項目は以下のようになります。
- エネルギー(kcal)
- たんぱく質(g)
- 脂質(g)
- 炭水化物(g)
- ナトリウム(gもしくはmg)
この表記も、ほとんどの食品に共通した順番で書かれています。
④ には、その上記の他に補足すべきことが書かれています。
このチョコレートの場合は、
- 同じ工場・製造ラインでどのアレルギー品目が含まれた他商品を製造しているか
- 食品の保存環境による変化と危険性の有無
- 食品の見た目による危険性の有無
などが左側に、
- 返品、問い合わせをする場合の連絡先や案内
が右側に書かれています。
長めの文章となってしまいましたが、逆に言えばこれだけの説明が食品パッケージの裏側には詰まっているということです。
次に食品を購入する時は、是非めやすとして見てみてくださいね。