大晦日「除夜の鐘」について
12月もあっという間に後半ですね。後半には色々なイベントが待っていますが、皆さんは大晦日に聞く「除夜の鐘(じょやのかね)」をご存知ですか?今回はその除夜の鐘について紹介します。
「除夜の鐘」とは
除夜の鐘は大晦日(おおみそか)の深夜0時に新しい年を迎える際につく鐘のことです。除夜の鐘をつく風習は、人の心にある「煩悩(ぼんのう)」を払うために行われています。煩悩は人の心の乱れのことです。人にはこの煩悩が108つあるとされているため、鐘も108回つくのです。鐘の音を聞きながら今年一年を振り返るのも情緒があっていいですね。
「除夜(じょや)」とはどんな意味?
除夜の鐘の「除夜」とは「除日(じょじつ)」の夜のことを指します。除日とは「一年の最後の日」という意味のため、まさに大晦日のことですね。
仏教的な部分も深く関係しているため少し難しいですが、簡単に説明すると「新しい年を迎える前に良くないものは祓いましょう」という意味です。近くにお寺が鐘をつかせてもらえるところもあるようです。皆さんも日本の年越しを体験してみてください。