振替輸送の利用方法(後編)
前編に引き続き振替輸送についてご紹介します!
これを知っていれば、電車が止まってしまっても落ち着いて対処できますよ。
③ 振替輸送を利用できる条件
- 対象の路線の乗車券を持っている
- 対象の路線の定期券を持っている(Suica定期券などの、ICカードに定期券機能がついたものも可)
上記のどちらかを満たしていれば利用できます。
つまり、既に電車賃を払っている場合は振替輸送を受けられるということです。
逆に言えば、ICカードのみでは振替輸送を受けることができません。(改札を出るまでは「駅への入場のみ」の扱いなので、運賃は未払いと見なされます)
④ 振替輸送の流れ
- 乗車券を持っている場合
1. 駅の案内に従って、止まってしまった路線の改札を出る、もしくは乗換改札口に向かいます。
2. 改札横の窓口で、駅員に乗車券を見せて「振替輸送を利用します」と伝え、『振替乗車券』を受け取って改札内へ入ります。
3. 電車に乗り、目的地まで迂回します。
4. 到着したら、改札横の窓口で駅員に『振替乗車券』を渡して改札外へ出ます。
- 定期券を持っている場合
1. 切符を持っている場合と同様です。
2. 改札横の窓口で、駅員に定期券を見せて「振替輸送を利用します」と伝え改札内へ入ります。特に何も受け取りません。
3. 電車に乗り、目的地まで迂回します。
4. 到着したら、改札横の窓口で駅員に定期券を見せて「振替輸送です」と伝え改札外へ出ます。
いかがでしたか?もし電車が止まってしまっても、これを知っていれば安心ですよね。振替輸送を利用したあとは、駅員さんに「ありがとう」や「どうも」など、短くてもお礼が言えると気分も良いですね。