〈工芸生〉卵(「T」amago)かけ(「K」ake)ごはん(「G」ohan)
当サイト名である「卵かけごはん(TKG)」。
それは、白米の上に生卵をのせたシンプルな日本特有の食文化のことです。
卵を生で食べる!?
生卵は食中毒を起こしやすい食品ですが、卵かけごはんなど生で食べることを前提にしている日本では、衛生管理全般が行き届いており、生卵による食中毒は2000年台以降減少していることが厚生労働省から発表されています。(ですが、ひび割れた卵や割れた卵、割ってから時間が経った卵を食べるのは危険です!)

↑白米の上に生卵を乗せ……

↑醤油を好みの量まで入れて一気にかき混ぜる!
卵かけごはんブームに乗り・・・
近年では、美味しい卵かけごはんを食べるために「卵かけごはん専用醤油」が販売されています。メーカーによって様々な地方の醤油が開発されていますが、こちらは九州で開発されたもので、甘めの味わいになっていてオススメです。(九州地方の醤油は甘いものが多いです!)
また、醤油だけでなく「卵かけごはん専用機」も販売されています。こちらは「卵を割る」「卵の白身と黄身を分離」「白身をメレンゲにする」という三つの工程がボタンを押すだけでできる便利な機械です。普通の卵かけごはんとは違う、ふわふわの食感で手を汚さず簡単に作ることができるのです。
卵かけごはんの食べ方
卵かけごはんは、白米と生卵に醤油やポン酢などの調味料や、卵以外の食材を加え様々な味付けをして食べます。
黄身を醤油漬けにして食べる
〈作り方〉
【材料】
- 卵の黄身…1個
- 醤油…小さじ1と1/2
- みりん…小さじ1/2
まず、卵と黄身が入るくらいの小さな器を用意します。
①卵を割り、大きめのスプーンで黄身をすくい上げて白身を取り除き、黄身を器に移します。
②器に醤油小さじ1と1/2とみりん小さじ1/2を加えます(黄身一つあたりの分量)。
(黄身が完全に漬けだれに漬かる必要はなく、黄身の頭が出るくらいでOK)
③器にラップをして冷蔵庫に入れ、4時間以上〜一日程度放置します。
味噌をのせる
溶いた卵を白米にかけ、その上に味噌をのせます。
さらにかつお節をかけ香りを楽しみます。同じ発酵食品であるチーズをのせるのもオススメです。
ごま油をかける
卵と醤油と、ごま油を少しかけるとあっという間に中華風の卵かけごはんに!
香ばしい香りと卵がよく合います!
この他にも、柚子胡椒やラー油、オイスターソースをかけるなど様々なアレンジ方法があります!
自分だけの卵かけごはんをつくるのもいいかもしれません。