季節を表現する言葉・5月
5月になり暑い日が増えてきましたね。新型コロナウイルスの影響で、人の集まる場所への外出はできませんが、近所を少しお散歩すると、美しい緑と心地よい風に清々しい気持ちになりました。そんな5月の言葉をご紹介します。
- 皐月(さつき)
旧暦(きゅうれき)で5月のこと。「五月」も「さつき」と読むことがあります。 - 惜春(せきしゅん)
春が過ぎ去るのを惜しむこと - 薄暑(はくしょ)
夏の最初の時期の少し暑さをおぼえる程度の陽気 - 初夏(しょか)
夏の初め。5月から6月のはじめのころ - 青嵐(あおあらし)
初夏の青葉を揺する、やや強く吹く風 - 麦の秋(むぎのあき)
麦の穂が成熟する5月下旬から6月初旬のこと - 風薫る(かぜかおる)
青々と茂った樹々の間を風が吹き抜けるようす - 余花(よか)
初夏になってもまだ咲き残っている桜の花 - 新緑(しんりょく)
若葉のみずみずしい緑色 - 翠雨(すいう)
草木の青葉に降りそそぐ雨