会話に出てくる簡単なことわざ「魚介編」
日本に古くから伝わる、“ことわざ”。
前回は動物の出てくることわざをご紹介しましたが(会話に出てくる簡単なことわざ「動物編」)、今回は魚介類が出てくることわざをご紹介します。
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
相手が好意を示すのなら、自分もそれに応じて好意をもって対応しよう、ということ - 鰻の寝床(うなぎのねどこ)
入口が狭くて奥行きの深い、細長い場所のたとえ - 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
少しの投資や努力で大きな利益を得ること - 腐っても鯛(くさってもたい)
価値のあるものは多少条件が悪くなってもそれなりの価値があること - 鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
おどろくような勢いで、立身出世することのたとえ - 水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
水と魚が切っても切れない関係であるように、離れることができない親密な友情や交際のこと - まな板の鯉(まないたのこい)
まな板に乗せられた鯉のように、自分の力ではどうすることもできず、相手の思うままになるしかない様子のたとえ - 柳の下の泥鰌(やなぎのしたのどじょう)
一度柳の木の下でどじょうを捕まえたからといって、いつも柳の木の下にどじょうがいるとは限らないことから、たまたま幸運を得たからといって、いつも同じように幸運を得られるわけではないということ。
毎日一生懸命働いていれば、いつかは海老で鯛を釣る経験ができる?かな?