日本のかわった文化(物の供養)
日本では長年大事に使われてきたものにも、魂(たましい)が宿るとも考えられています。そのため長年使ってきた身の回りにあるいろいろな物に感謝し、『終わり』がくると使い終った物に手を合わせて送り出すと『物の供養(くよう)』が多くあります。
- 人形供養 ― 使わなくなった日本人形・ぬいぐるみ・おもちゃの供養
- 針供養 ― 使えなくなった縫い針などを供養して裁縫の上達を祈りました。
- 刃物供養 ― 使えなくなった刃物を供養。供養した後には新しい刃物や金属に作り替わります。
日本全国の地域によってはほかにもユニークなものがたくさんありますが(メガネ・くつ・箸(はし)etc.)いずれも「物を大切に」「物を大事に扱いなさい」という考えからのことでしょう!みなさんも物を大事にしましょうね!