インクルーシブ公園
「インクルーシブ(inclusive)」を日本語に訳すと「すべてを包み込む」という意味で、インクルーシブ公園とは、障がいのある子どももない子どもも、年齢・性別・国籍・身体能力の差など関係なく、みんな一緒に楽しく遊ぶことのできる公園のことです。
例えば、からだに障がいがあるので遊べる遊具がない、段差があると車椅子や歩行器ではスムーズな移動が難しく、駐車場がなければ公園へ行くことすらできない。小さな赤ちゃんを連れて行ってもおむつを変えられる場所や、着替える場所が不足している。他社との交流が得意でない子どもが、急な行動をしてケガをしたり他の子にさせたりしてしまうのではないか不安。そんな理由でこれまで公園に行きづらかった人たちも、気にすることなく集まれる場所として、最近徐々に増えている話題の公園で、そこには転倒してもケガをしにくいクッション性にすぐれた地面や、車椅子のままや親も一緒に乗れる遊具などもあります。
インクルーシブ公園は単に障がいのある子どもが遊べる公園ということではなく、どんな個性をもった子どもでも一緒になって遊ぶことで、人と地域とつながり多様性への理解を深めていくこと。まだ数は少ないですが、インクルーシブ公園をネットで検索して、お近くにあるようでしたらでかけてみるのはいかがでしょうか。