エイプリルフール
１年に１度、「罪のないウソやいたずらで笑わせてもいい」という日が、毎年４月１日の「エイプリルフール」。エイプリルフール（April Fool）は英語で、「騙された人」を意味しています。日本では単に「ウソをついていい日」と言われますが、海外では、冗談や悪ふざけ・軽いイタズラでみんなを笑わせて楽しむ日、それがエイプリルフールです。
エイプリルフールがいつどこでどうして始まったのか、確かなことはわかっていないようですが、
- インドの春祭りにいたずらをし合う風習があり、それがヨーロッパに伝わった。
- 古代ペルシャ発祥で、春分から13日目の4月1日前後に「ウソの13日目」といって、いたずらをする習慣があった
- 昔フランスで3月25日を新年として4月1日までお祝いをしていた中、新年が1月1日に変更され、それに反対した人たちが4月1日を「ウソの新年」としてお祝いし続けるようになった
など、いろいろな説があるようです。日本には大正時代（1912～1926年）に欧米から伝わり、新聞などで紹介されていたそうです。「ウソをついていい」といっても、人に迷惑をかけたり傷つけるようなことは絶対にダメ。相手の気持を考えてみんなが楽しく笑顔の一日になるように、やさしいジョークをこころがけてくださいね。
