花火大会の観覧マナー
日本の夏の夜を彩る打ち上げ花火。8月に入り各地で大きな花火大会が開催されていますが、みなさんもう行かれましたか?花火大会には大勢の人が集まります。そこではひとりひとりがマナーやルールを守ることがとても大切です。たった一回のトラブルが原因で開催できなくなった花火大会もあります。安全に、円滑に、そしてまた来年も開催できるように、下記のマナーを守ってください。
- 必要以上の場所取りはしない
少人数での観覧なのに大きなレジャーシートでスペースを確保している、それはマナー違反です。限られた観覧場所で多くの人が観覧できるよう、必要以上の場所取りはやめてください。また、会場によっては事前の場所取りを禁止していることもあります。 - 駐車場以外の場所に駐車をしない
決められた場所以外に無断で駐車することは違法です。交通渋滞を引き起こすことや、緊急車両の通行の妨げにもなります。花火大会には公共の交通機関を利用してください。 - 許可のないドローンの飛行は禁止
夜間かつ混雑した場所での使用はとても危険です。絶対にやめてください。 - 観覧禁止エリアには立ち入らない
これも当然のことです。また、通路とされているところで立ち止まったり座り込むこともやめてください。 - 撮影はまわりの人に迷惑のない範囲で
後ろに人がいるのに三脚を立てる、フラッシュ撮影、撮影音(連写モード)などは周りの迷惑になります。やめてください。 - 喫煙は決められた場所で
屋外だからどこでもタバコを吸っていいわけではありません。大きな花火大会では喫煙所が設置されているので、そこ以外での喫煙は禁止です。歩きタバコも絶対にやめてください。 - ゴミはすべて持ち帰る
ペットボトル・空き缶・お菓子などの袋・食べ残し飲み残し・レジャーシートなど、そのままにして帰るなんてあってはならないことです。ゴミ処理のための費用はどこが負担していると思いますか?そのために資金面で開催できなくなる花火大会もあります。必ず家まで持ち帰ってください。 - 係員・警備員の指示に従う
横断歩道や駅など、入場制限をしていることがあります。過去には大勢の死傷者が出た事故も起きています。係員・警備員の指示には絶対に従ってください。
これらのマナーは花火大会に限らず、大勢の人が集まるところではどこも同じです。また、独自のルールが決められている花火大会もありますので、ホームページなどで確認してからおでかけください。