2月はなぜ28日までなの?
2月ももう残りあとわずかとなりましたね。しかし、ほかの月よりもあっという間に感じませんか?それは2月が28日までしかないからです。今回はその理由について簡単に紹介します。
どうして28日しかないの?
現在の日本の暦(こよみ)は海外から伝わったものです。2月が28日になった由来には古代エジプト・古代ローマなどが関係しているとされています。
古代エジプトでは1か月を30日と決めました。これは2000年も前に定められたにも関わらず、現在の暦にとても近いです。
のちの時代、古代ローマでは王様が自分の誕生月を奇数に増やす(31日にする)ことで「縁起を担ぐ」という風習がありました。また、古代ローマでは2月は年度末にあたり、調整月とされていました。しかし、1年の日数を365日から大きく変更はできないため、2月の月だけ特別日数が減ってしまったのです。
2月が29日ある年
2月は4年に一度だけ、29日になる年があります。これを日本では「閏年(うるうどし)」と呼んでいます。前回は2016年にあったため、次の閏年は2020年になります。この年には東京オリンピックも開催される予定です。夏季オリンピック開催=閏年と覚えられますね。
2月の次は何かとイベントの多い3月です。3月は31日までありますが、忙しくてあっという間に感じてしまうかもしれませんね。だんだん暖かくなる季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。皆さんも気を付けてすごしてください。