会津の民芸品「赤べこ」
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日本では有名な「赤べこ」を知っていますか?見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は見ていても癒される赤べこについて紹介します。
「赤べこ」とは
厄除けの色である赤を全身にまとった牛の玩具です。かわいらしい表情に、首がゆらゆらと揺れるのが特徴です。東北地方では、牛のことを「べこ」と呼びます。そのため、「赤べこ」と呼ばれるのですね。
赤べこは、福島県の会津地方が発祥の地として有名です。お土産として販売されているのはもちろん、赤べこの絵付け体験なども行わてれいるようです。
「赤べこ」にまつわる話
今から約400年前、「虚空蔵尊(こくぞうそん)」というお寺が大地震によって倒壊してしまいました。お寺を再建しようと試みるものの、工事がうまく進まず困っていました。すると、どこからともなく赤い牛(赤べこ)たちが現れたそうです。その赤い牛たちは工事の手助けをし、無事お寺を再建することができたという言い伝えがあります。
この話から、赤べこは「幸せ・福を運ぶ牛」として現在にも広く伝えられているのです。
幸せや幸福、癒しをもたらしてくれる赤べこはお土産にも喜ばれます。赤べこについて少し知ることができたのではないでしょうか?もしも見かけることがあれば思い出してみてくださいね。