日本とベトナムの違い【お正月 1】
年末年始へ向かうこの時期は、何かと慌しいですね。
さて、今回は日本とベトナムの「お正月の違い」をご紹介します。
① 呼び方
ベトナムでは「Tết(テト)」と呼ばれますが、日本では「お正月(oshougatsu)」「元日(ganjitsu)」「新春(shinshun)」…など、いくつかの表現があります。一つ一つの言葉に細かい違いはありますが、日本人もきちんと使い分けてはいません。もっともよく使われているのは「お正月」です。
② お正月の時期
ベトナムでは旧暦でテトを祝いますが、日本では新暦の1月1日が元日とされます。ベトナムでは旧暦を祝うほうが多いですが、新暦も祝う人たちがいるそうです。
③ 休暇・休業
日本でも、学校や会社、また個人経営店や公共施設の多くがお休みになります。しかし、コンビニや大手チェーン店、ショッピングモールなどの大型店舗はむしろ稼ぎ時で、セールなどを開催しながら営業しています。旧暦でお祝いするベトナムでは、ほとんどのお店がお休みです。
ちなみに日本では、1月1日以外は祝日として扱われませんので、お正月が土日に被っても振替休日にはなりません。旧暦のベトナムは、日曜日に被った場合でも、祝日となり振替休日になるそうです。うらやましいですね。
次回は、お正月の「料理」についてご紹介します!