日本のお米の種類
みなさんは、日本のお米はお好きですか?日本で作られているお米の特徴としては、短く丸に近い形で炊くと粘りや艶が出ます。秋は新米の季節ですので、スーパーでもたくさんの品種が並んでいます。今回はスーパーでよく見かける品種についてどんな違いなのかをご紹介します。
○コシヒカリ
日本を代表するブランド米で東北から九州まで日本全国で栽培されていますが、特に新潟県の魚沼産のコシヒカリが有名です。強い粘りと甘味が特徴で、味・香り・粘り・つや・弾力に優れ、冷めてもおいしくいただけます。和食にも洋食にも幅広く相性がよいのですが、粘りが強いのでにぎり寿司には不向きです。
○あきたこまち
平安時代に秋田県で生まれた女流歌人の小野小町にちなみ名付けられた秋田生まれのお米ですが、今では秋田県のほかにも岩手県など各地で栽培されています。味のバランスがよく、しっかりとした粒感とモチモチとした食感でやや硬めに炊きあがるので、おにぎりや丼に適しています。
○ひとめぼれ
コシヒカリより大粒でさっぱりとした味で、やわらかいが粘りもありふっくらと炊きあがり、美しい艶も特徴的です。出会った途端に「一目惚れ」するような品種という願いを込めて名付けられ、今ではコシヒカリに次いで全国の米作付面積第2位の人気ブランドです。
○ゆめぴりか
北海道で栽培され、道内では最高級の品種で、粒はしっかりとしてほどよい粘りと甘味とつやがあります。しつこくないもっちりとした食感がありつつも柔らかめで、味が濃いので食べ応えがあります。炊く時にお米1合につき大さじ1杯分の水を減らすと、ちょうどよく炊きあがるそうです。
いかがでしたか?この他にも日本にはたくさんのブランド米が存在します。品種が同じでも産地によって味などに差もあると思います。機会があれば食べ比べてみるのはいかがでしょうか?