卵料理を楽しもう②
ベトナムの目玉焼きはフランス風?
「目玉焼き」はベトナム語で、「op la(オップラー)」と表現するそうで、その由来はフランス語の「au plat(皿の上)」からきているとのこと、フランス語で「目玉焼き」は「oeufs(卵)au p lat(皿の上)」、直訳すると「皿の上の卵」となります。ややこしい話ですが、フランスでは耐熱皿にバターと卵を落として焼く習慣があったようで、現在でも「目玉焼き」を「皿の上の卵」と表現するそうです。フランス語の「皿の上の卵」から「卵」が抜け落ち、ベトナム語では「op la(オップラー」と訛り、ベトナムに定着したようです。一方、英語では一般的に「目玉焼き」を「sunny-side up(サニー サイド アップ)と、卵の形状を太陽と見立てて上品に表現します。さて、我が日本国ではそれを「目玉焼き」と表現し、なんとも野生的というか直接的というか、グロテスクというか、、。因みに、インドネシア語では「Mata Sapi(牛の目/マタサピ)」と表現します。著者のベトナム人の知り合いの多くは、目玉焼きを食べる際に黄身の部分も焼く両面焼きを好む方が多いようです。著者の好みは、半熟でトロトロの黄身の目玉焼きに醤油をかけて食べるのが好みで、子供のころは、トマトケチャップや西洋風のソースをかけて食べていました。読者の皆様より、目玉焼きをどのように調理して何のソースをかけて楽しんでいるかを、知らせていただくと嬉しいです。
次回の投稿は、【揚げ目玉焼き】をテーマにしようと考えています。著者が好きな【揚げ目玉焼き】は、外側がカリカリで中の黄身がトロトロな加減の目玉焼きです。読者の皆様より、ベトナム風の【揚げ目玉焼き】の調理に関して、情報をいただけると、更にとても嬉しいです。