卵料理を楽しもう④
お花見のお供に「青唐辛子のピリ辛卵焼き」を🌸
冬から春へ季節が移り変わるこの時期、寒暖差が大きいので服装の調節等、体調の管理には気を付けてください。日本で「春」といえば「桜」、桜の木の下で酒を飲んだり食事をしたりする「お花見」を楽しみにしている職場の日本人先輩も多くいると思います。それぞれの職場の近くには「お花見スポット」があり、桜が咲き誇る人気の公園や川辺道で「お花見」を楽しみます。「お花見」にはお酒がつきもの、各々が弁当や料理をお酒の「おつまみ」として持ち寄り、飲めや食べろと宴会を盛り上げます。やがて、酔いが回りカラオケを繰り出し自慢の歌声を披露する先輩やら踊り出す同僚やら、日本人は「お花見」が大好きなのです。
さて、その「お花見宴会」の際に日本人同僚向けに、「東南アジア風ピリ辛卵焼き」を「おつまみ」として振る舞ってみては如何でしょうか？ 使用する食材の「青唐辛子」を日本のスーパーマーケットにて購入するのは困難で、７月～８月の夏季に店頭に並ぶこともあるようですが、実習生御用達の「業務スーパー」では年中冷凍食品として販売されているようです。先ずは卵２～３個を器に落とし、青唐辛子を好みの本数、輪切りにもしくは細かく刻み、少量の塩、日本酒もしくはナンプラー等を加えてよくかき混ぜ、フライパンに油を引き両面を良く焼き、形を整えます。更に、日本風の卵焼きのようにロール状にして一口サイズで提供すると、日本人の同僚は喜びますよ。「青唐辛子」の替わりに「パセリ、青ネギ、ピーマン」等を刻んで用いるのも一案です。 パクチーを刻んでも美味しいですが、日本人の中には苦手な方がいるので気を付けてください。母国のベトナムでも日本の「桜のお花見」のように、野外で「花を楽しむ催し物」が有れば、教えていただくと嬉しいです。
さてさて、これにて「卵料理を楽しもう」シリーズは終了です。次回は、ベトナムのサンドイッチ（？）、「バインミー」を考察します。
