日焼け止めの選び方<SPFとPA>
みなさんは日焼け止めを使っていますか?その日焼け止め、何を基準に選びましたか?今回は、日焼け止め選びの参考になる表示についてです。
SPF と PA
紫外線は波長によって3種類に分けられますが、肌をすぐに黒くする波長の長い紫外線=UV-Aと、肌に炎症を引き起こす波長の短い紫外線=UV-Bが、日焼けを引き起こす紫外線です。日焼け止めに表示されている「SPA」と「PA」「+」という表示は、このUV-AとUV-Bから肌を守る目安を数値等で表しています。
- SPF…「Sun Protection Factor」の略で、肌に炎症を引き起こすUV-Bに対する数値です。1~50+までの数値は、何も塗らないときに比べてどれくらい長い時間防止できるかを表し、数値が高いほうが効果が高くなります。
- PA…「Protection Grade of UVA」の略で、肌を黒くするUV-Aに対する数値です。PAは「PA+」~「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほうが効果が高くなります。
ということは、どちらも高い方を選べばOK、と思いがちですが、数値が高い日焼け止めを選ぶと肌に余計な負担がかかりトラブルになることも。重要なのは、紫外線をどのくらいの時間あびるのかによって、適した日焼け止めを選ぶことです。
- ちょっとしたお散歩や買い物の普段づかいには…SPF10~20、PA+~++
- 短時間屋外でのスポーツやレジャーには…SPF20~40、PA++~+++
- 炎天下での外出やマリンスポーツには…SPF30~50+、PA+++~++++
肌に負担のないように、シーンにあった日焼け止め選びをしてみてください。