カセットボンベの処理方法
みなさんのおうちで「カセットコンロ」を使うことはありますか?おでんやお鍋料理を食べるとき、またアウトドアでも使っているよ、という方がいるかもしれません。そのカセットコンロに使用する「カセットボンベ」ですが、間違った処理をすると火事などの事故の原因となり大変危険です。今回はそのカセットボンベの処理方法をご紹介します。
処理方法
- 使い切ったカセットボンベでも中にガスが残っていることがあるので、カセットボンベを振って確認をする
- シャカシャカと音がしたらまだガスが残っているので、屋外の火の気のない風通しの良いところでキャップを外し、先端を下にしてコンクリートなどの硬いところに押し付ける
- 液体状のガスが、シューッと出て気化していくので、音が出なくなるまで続ける
- ガスを出し切ったあとも、改めてカセットボンベを振ってシャカシャカと音がしないか確認する
- 音がする場合は、空になるまで出し切る(缶が冷え切ってガスが出ない場合は、缶を少し手で温めてから行う)
- ガスを出し切ったあとは、お住まいの地域のゴミ出しのルールに従って廃棄する
注意事項
- ガスが残ったまま廃棄すると火災や爆発など事故の原因となることがあるので、必ず使い切ってから廃棄する
- 屋外でもベランダなど囲まれた場所はガスが溜まりやすいので、ベランダでの作業は絶対にしない
- カセットボンベにも使用期限があるので製造日より7年以上経っているものや、古くなって変形しているものや錆びているものを使うと大変危険なので、そういったものは使わずに処理方法の手順でガスを出し切ってから処理する
少し面倒くさいかもしれませんが、事故が起きてしまってからでは取り返しが付きません。正しい処理をして捨てるようにしてください。