「ほうれんそう」と「かくれんぼう」
「ほうれんそう」は野菜で「かくれんぼう」は子どものころの遊びでしょ? はい、そうです! でも今回はビジネス用語としても使われているこの言葉についてのお話です。
【ほうれんそう】とは?
「報告」「連絡」「相談」という3つの言葉の頭文字をとって「報連相(ほうれんそう)」。ビジネスシーンで重要とされている行動を表しています。それぞれの言葉の意味は、
- 報告…業務の進捗状況や、結果などを伝えること。トラブルなどが起きた際には特に急いで報告することが大切
- 連絡…業務に関わる情報や、自分のスケジュールなどを伝えること
- 相談…業務においての質問事項・不明点、問題解決のためにアドバイスを聞いたり、話し合ったりすること
自分の業務が忙しくて、上司・同僚・チームメンバーに向けての「報連相」がおろそかになると、作業の効率が悪くなったり、トラブルが大きくなったり、またトラブルに気づかないままで会社に損害が生じてしまうこともあります。どんな状況であっても「報連相」を忘れずに行うことがとても大切です。
【かくれんぼう】とは
「確認」「連絡」「報告」という3つの言葉の頭文字をとって「確連報(かくれんぼう)」。「報連相」との違いは、「相談」ではなく「確認」を重視している点です。業務において相談ばかりしていたら自分から進んで考えられない人材になってしまうのではないか?自分でしっかりと考えてその内容を上司へ「確認」することで、自主性を持った人材へと成長していく。そういった考えから「報連相」よりも「確連報」を重要視する傾向にあります。ただこれは事前の「相談」をいくつも経験してからこその「確認」への成長。やはり、まずは「報連相」をしっかりするべきと私は考えます。
いずれにしても仕事をする上で、関係する人たちとのコミュニケーションは不可欠なもの。その大切さを忘れずに、今日も楽しくお仕事がんばってくださいね!