〈工芸生〉陣馬山に登ってみよう
陣馬山を知っていますか?「じんばさん」と読み、高尾山と尾根(山の山頂と山頂をつなぐ道筋)でつながっている標高854.8mの東京の山です。混雑を避けながら、自粛中に鈍った体を動かせる登山をしてみるのはどうでしょう。私が登った時の写真とともに、陣馬山の魅力をお伝えしていきます!
私が登ったのは11月の中旬。紅葉が落ち着いてくる頃です。
スタートは麓の陣馬高原下「じんばこうげんした」から。JR中央線の終点高尾駅北口から1時間に1本陣馬高原下行きのバスが出ています。山頂までかかる時間は行きで1時間半、帰りは1時間くらいです。バスの数が少ないので時間に気をつけましょう。
登ったコースの地図はこんな感じです。
最初はコンクリートの道。道の横にある川のせせらぎや木漏れ日が気持ちいいです。だんだん民家が消え、山の中にどんどん入っていきます。
車やバイクの人も多いので、どうしてだろうと思いながら登っていくと…
和田峠「わだとうげ」に着きました。たくさん車が駐まっています。ここから登る人もいるようです。ここから山頂までは二つの道に分かれます。写真の左側に見えている階段の道と、まき道というゆったりと登る迂回路です。上りの方がきついので行きはまき道で登り、帰りは階段でくだることにしました。
まき道は山頂まで緩やかに登るための道なので階段より時間はかかりますが楽に登ることができます。ただ、土や根っこがむき出しになっているので怪我をしないように注意してください。登っている間は、景色や道の形がコロコロ変わるので全然飽きませんでした。大きなイチョウの木が現れました、もう直ぐ山頂です!
山頂につきました!12時ごろから登りはじめて、13時半到着です。陣馬山を象徴する一番上にある白馬の像も撮りました。一緒に記念撮影も ぜひしてみてください!
お昼ご飯はカップラーメンです。自宅からお湯を持って行きましたが、コンロを使うときは山小屋の人に許可をもらい、板をもらってその上でのみ使用可能なので注意しましょう。
ベンチからの景色もとても良かったです!雲が少なければ富士山も大きく見えます。
食べ終わったゴミなどはしっかりゴミ袋に入れて持ち帰り、山で捨てるのはやめましょう。さあ、帰りは階段の道。膝が痛くなりそうですが下りて行きます。
バス停に着いたのは15時半ごろ。1時間で下りてこられました。着くころには太陽が傾き寒かったのでもう少し早く登り始めればよかったなと思いました。
登山をするときは動きやすい格好、日除けの帽子、水分はたっぷりもっていき、しっかり水分補給をしましょう。トイレは陣馬高原下のバス停と山頂にしかないため、出発する前に行っておくことをお勧めします。
ぜひ、陣馬山に登って体を動かしてみてください。