〈工芸生〉お彼岸の和菓子
お彼岸(おひがん)というものを知っていますか? お彼岸は日本の春と秋にある行事でご先祖様に感謝をし、お墓参りをして、お供物をするという行事です。春分の日と秋分の日、それぞれ前後の日を合わせた1週間がお彼岸の期間です。
さてお彼岸でよくお供えされるもの、なんだと思いますか? それは「ぼたもち」と「おはぎ」です。もち米の周りをあんこやきな粉、そして黒ごまなどで包んだ甘~い和菓子です。

この「ぼたもち」と「おはぎ」は名前が違うだけで一緒の食べ物です。春のお彼岸の頃には牡丹の花が咲くのでぼたもち、秋のお彼岸には萩の花が咲くのでおはぎと呼ばれています。お彼岸だけでなく、子供のおやつとしてもよく食べられていたようです。簡単に作れるので作り方を説明したいと思います!
炊飯器で作るおはぎの作り方 (10個分)
材料
- ①もち米 1合
米 0.5合
水(炊飯用) 240cc - ②あんこ(こしあん、粒あん好きな方) 500g
作り方
- ①米、もち米を合わせて洗い、水気を切り1時間ほど浸水させる。ざるに上げて水気を切り、炊飯器の内釜に入れ水を入れて通常炊飯する。
- ②ボウルに炊けた①を入れ、粗くつぶす。(麺棒があると良い)つぶしたら10個に分け楕円に丸める。
- ③ラップにあんを1/10ずつ広げてのせ、②をのせて包み、形を整える。同じように10個作る。

手作りするのは楽しく、自分好みのおはぎを作れますが、「時間がない」、「少しだけ食べたい」という方にはスーパーやコンビニで購入するのがおすすめです。和菓子コーナーで見かけたら、是非食べてみてください!