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「お札」が変わる 3



今年の7月に変わる、新しいお札についての第3回目です。どうしてお札を新しくする必要があるのでしょうか?それは偽造して作られた「ニセ札」が出回らいようにするためです。もし、それが出回ってしまうと、お金そのものを信用できなくなったり、大きな被害を受けたりしてしまいます。それを防ぐために、お札(紙幣)については、これまでも概ね20年ごとに偽造防止技術やデザインを新しくしています。500円玉も発行を開始してから約20年が経過したことから、2021年に新しくなりました。偽造されたお金は、作ることも(コピーなど)使うことも犯罪になります。海外で作られた偽物を日本に持ち込むことも犯罪です。さらに、見た目をお金に似せて作ったり販売しても犯罪になります。もし、偽物かもしれないお金を見つけたら、決して使わずに近くの交番や警察署に届けてください。また、硬化(1・5・10・50・100・500円玉)を故意に傷つけたり穴をあけたり、溶かして別のものにすることも罰せられます。誤ってお札を破ってしまったときや、ひどく汚れているなどで使うことができなくなったものは、日本銀行の本支店で新しいお札と交換することができます。交換には基準があり、「全体の2/3以上が残っていれば、額面の全額」「全体の2/5以上2/3未満が残っている場合は、額面の半額」「全体の2/5未満しか残っていない場合は、交換できない」となっています。新しいお札が発行されても現行のものが使えなくなることはありません。「使えなくなるから交換してきてあげる」などと言ってお札をだまし取ろうとする人がいるかもしれません。だまされないように注意して、少しでも変だなと感じることがあったら、近くの交番や警察署に相談してください。


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