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災害から身を守るために① 災害とは



令和元年9月9日、非常に強い勢力の台風15号が関東地方に上陸し、各地で倒木や停電が相次ぎました。特に千葉県は甚大な被害を受け、家屋や店舗などが倒壊し、電柱もなぎ倒され停電の全面復旧には10日以上の時間がかかるようです。
その他にも断水や食料不足などで多くの方がつらい日々を過ごすこととなってしまいました。その後も台風19号や豪雨が相次ぎ、さらに大きな被害が発生しました。

今回の被害は台風や豪雨によるものですが、日本は地震など自然災害が多く発生する国です。災害の時に怪我や家屋などへの被害を少なくするために、災害とはどういったものなのかを知り、そのための準備をすることが必要です。

 

地震

地震は急に起きるものです。
屋内にいる場合は家具が倒れ、高いところのものが落ちて怪我をする可能性があります。地震が起きたら机の下に入り自分の体を守ります。揺れが落ち着いたらガスコンロなどの火をすべて消します(大きな地震の場合ガスは自動的に供給がストップされます)。
屋外にいる場合は建物からガラスが落ちたり倒れたりする可能性があるので、建物から離れ広いところに逃げてください。
大きな地震の後、余震という地震が何度も続く場合があります。一度揺れが止まってもその後の余震に気をつけてください。

 

津波

津波とは地震の後に海で発生する大きくて高い波のことです。海の近くで地震にあったらすぐに海から離れ、できるだけ高いところに逃げてください。津波警報や注意報を聞いたら地震の揺れを感じなくても、高いところに逃げてください。津波は何度も起きるものなので警報や注意報が解除されるまで、海には絶対に近寄らないでください。
 ※注意報・警報・特別警報の順で危険度が強くなります。

 

台風・集中豪雨(ゲリラ豪雨)

台風は強い風をともなった大雨で建物などが倒壊する場合があります。集中豪雨(ゲリラ豪雨)は狭い地域に短時間で集中的にたくさんの雨が降ることで、川の水があふれ、土砂崩れ・がけ崩れなどが起きることがあります。
たくさんの雨が降り、水があふれて家の中まで入ってしまうことを「浸水」といいます。また、海がいつもより高くなることを「高潮」といい、海水が陸に流れてくることもあります。台風の場合は天気予報で事前に情報を知ることができるので、早めに準備をしておくとで被害を少なくすることもできます。

 

土砂災害

土砂災害とは土や石が山から落ちてくる災害のことです。地震・台風・豪雨のとき、がけや斜めになっている地面は崩れる恐れがあるので気をつけてください。


今回はどんな自然災害があるのかをご説明しましたが、次回は実際に災害が起きたときの避難についてご説明します。


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